電子内容証明は便利ですが,容易に出せるため,場合によっては誤って送付してしまう(相手が違うであるとか,送付文書を取り違えたなど)こともありえます。
現在,電子内容証明を発送する際,書面の内容をブラウザ上で確認するためにはInternetExplolerでなければできないので,確認をうまくできずに送付してしまうということも想定はできます。
電子内容証明の作成画面で,送付のための最終確認時に「取消ができません」と出ますが,誤って送信してしまった場合どうすればよいのでしょうか。
この場合,近くの郵便局で,「取り戻し請求」という手続をすれば,内容証明郵便が取り戻し請求をした人のところに戻ってきます。
手数料は400円から500円程度です。
注意点は2つあります。
まず,郵便が配達に回される前に手続をしないと取り戻しができないため,誤って出してしまったのであれば,すぐに手続をする必要があります。
電子内容証明を出した翌日では,間に合わないかもしれません。
次に,内容証明郵便の書留引受番号が特定のために必要なので,内容証明郵便を発送した際に,「差出完了」の画面を印刷なりしておく必要があるということです。
もし印刷をしていなかった場合には,「会員専用メニュー」の「ご利用状況検索・再度証明」で書留引受番号を確認することができます。
あまりないケースではありますが,知っておくと一生に一度くらいは使うことがあるかもしれません。