自己破産した場合,携帯電話がどうなるのかというのは割とよくあるご質問です。
まず,普通に携帯電話を使っている場合に,使用を停止されたりすることはありません。
ちょっと問題になるのは,ドコモのDCMXなど,決済機能を利用している場合です。
決済に残高(未払い分)があるときは,自己破産をすると決めてから以降の支払いを停止してもらいます(お金を貸していた人たちの平等のため)。
ドコモの携帯電話とDCMXの決済機能は別管理(別会社)であるので,DCMXに未払い分が残っていても,携帯電話を引き続き利用できるようになっています。
携帯電話の場合はこのようにうまくクリアできますが,自己破産の場合,免責してもらう債権と社会生活上必要な機能との関係が問題になることもあり,きちんと調べないと予想外の結果が発生することもあったりします。