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QNAP TurboNASとデータ保護

事務所では,データをすべてNAS(ネットワーク上の記憶装置)に一元的に保管し,事務所で使用しているどのパソコンからも資料等の閲覧編集ができるようにしています。

NASはQNAPというメーカーのマシンを使っていますが,メーカーのサポートもよく,NASを使うのであればこのメーカーが一番ではないかと思います。
というのも,マシンの宿命として故障の発生が避けられません。このメーカーのマシンであれば機械が故障しても,故障したマシンからディスクを取り出して新しいマシンに取り付ければ,通常は特に何もしなくてもそのままデータを使用することが可能になります。
これがよそのメーカーだと,故障してもデータの取り出しができなかったり,なかなか面倒なことになることが多く,また古い機種のサポートが打ち切られていてセキュリティの面からも問題が発生するようです。

さて,データはNASで一元管理していますが,マシンの故障によるデータの損失を避けなければなれませんから,バックアップは必須です。
いわゆるRAID1で二つのディスクによるミラーリングをしていたとしても,データが同時に消失することもありますので,NASとは別の媒体にバックアップをとっておくことは必須となります。

法律事務所では,そこまでデータが大きくなることはありませんから,当事務所ではメモリーカードを暗号化した上でバックアップデータをとるようにしています。
データが大きい場合には,外付けディスクの導入が必要になるでしょう。

また,突然の電源断や,雷による過電流によりNASが破損することを避けるため,UPS(無停電電源装置)も接続しています。簡単に言うと,コンセントをバッテリーにつなげておいて,停電の時には安全・自動的に電源を切るようにしてマシンとデータを保護する機器になります。

ここまでトータルしてもべらぼうな金額になるというわけではありませんし,法律事務所でこういうIT機器以外でお金がかかる備品というと書籍ぐらいになるでしょうから,きちんと手当てをしておきたいものです。
とにかく,データが破損してしまうとひどいことになりますし,事務所で培ってきたデータは書籍や人脈と並んで事務所の重要財産の一つですから,その保護にコストをかけることは間違っていないと思います。